DuraSite-Edge Online Manual

1.アクセスログ


概要 #

DuraSite-Edgeで出力されるアクセスログの形式と各項目の意味を示します。トラブルシューティングにご活用ください。

💡 ログの取得方法

アクセスログは、お客様のアカウントでSFTPサーバーにアクセスしてダウンロードできます。必要なログファイルをローカルに保存してください。

ログの例 #

1.1.1.1 - - [19/Aug/2025:10:45:13 +0900] "POST /test/css/default.css HTTP/2.0" 200 3701 "https://www.test.net/contact/company/" "Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/91.0.4472.124 Safari/537.36" HIT https 0.438 0.438 2.2.2.2:443 200

ログ項目の説明 #

項目説明
クライアントIPアクセス元のIPアドレス1.1.1.1
認証ユーザーBasic認証ユーザー名(未認証は-)
日時アクセス日時[19/Aug/2025:10:45:13 +0900]
リクエストメソッド / URI / HTTPバージョン“POST /test/css/default.css HTTP/2.0”
HTTPステータスコードEdgeのHTTPステータスコード200
サイズレスポンスボディのバイト数3701
リファラ参照元URL“https://www.test.net/contact/company/”
ユーザエージェントクライアントのUA文字列“Mozilla/5.0…”
キャッシュステータスキャッシュの状態HIT
スキームスキーム名https
リクエスト時間リクエスト処理に要した時間(秒)0.438
レスポンス時間Edgeがオリジンサーバからレスポンスを取得するまでに要した時間(秒)0.438
オリジンサーバオリジンサーバIP:ポート2.2.2.2:443
オリジンサーバステータスオリジンのHTTPステータス200

キャッシュステータス #

ログに記録されるキャッシュステータスには以下の種類があります:

  • HIT:キャッシュから正常に配信
  • MISS:キャッシュに存在せず、オリジンサーバから取得
  • BYPASS:キャッシュをバイパスしてオリジンサーバから取得
  • EXPIRED:キャッシュが期限切れでオリジンサーバから再取得
  • STALE:期限切れキャッシュを配信
  • UPDATING:キャッシュ更新中
  • REVALIDATED:オリジンサーバで再検証済み

トラブルシューティング #

サイトが表示されない #

確認方法:ステータスが500番台、オリジンステータスを確認

対処法:オリジンサーバの状態確認、設定見直し

キャッシュが効いていない #

確認方法:キャッシュがMISSまたはBYPASS

対処法:キャッシュ設定・TTL設定の見直し

レスポンスが遅い #

確認方法:リクエスト時間・レスポンス時間が大きい

対処法:オリジンサーバ負荷確認、CDN設定最適化

👉 関連ページ

ログ分析については「レポート機能」、キャッシュの動作については「キャッシュ対象設定」と「TTL設定」、パフォーマンス最適化については「キャッシュクリア機能」も併せてご確認ください。