オリジンサーバーの情報として、接続先アドレス、接続先ポート番号、接続先プロトコルをご提供いただく必要があります。
概要 #
DuraSite-Edgeをご利用いただくにあたり、サービスがお客様のコンテンツを取得するためにアクセスするオリジンサーバーの情報を弊社にご提供いただく必要がございます。
DuraSite-Edgeは、キャッシュサーバーにコンテンツが存在しない場合やキャッシュの有効期限が切れた場合に、ここで指定されたオリジンサーバーに対してリクエストを行い、コンテンツを取得してエンドユーザーに配信します。そのため、正確なオリジンサーバー情報の設定は、サービスが正しく機能するための大前提となります。
ご提供いただく情報 #
以下のオリジンサーバー情報をご提示ください。
接続先アドレス:
- DuraSite-EdgeがアクセスするオリジンサーバーのIPアドレス、またはホスト名(FQDN)を指定します。
- (例:
192.0.2.1
やorigin.example.com
) - 複数のオリジンサーバーを登録することも可能です。(負荷分散や冗長化のために利用できます)
接続先ポート番号:
- オリジンサーバーがリクエストを待ち受けているポート番号を指定します。
- 通常、HTTPの場合は
80
番、HTTPSの場合は443
番ですが、異なるポート番号を使用している場合はその番号を指定してください。
接続先プロトコル:
- DuraSite-Edgeがオリジンサーバーへ接続する際に使用するプロトコルを指定します。
- 通常は
HTTP
またはHTTPS
のいずれかを選択します。オリジンサーバー側が対応しているプロトコルに合わせてください。
HTTPS
でリクエストする場合、DuraSite-Edgeは以下のSSL/TLSバージョンに対応しています。
オリジンサーバー側でもこれらのいずれかに対応している必要があります。
項目 | 内容 |
---|---|
有効なSSL/TLS | TLS1.2 TLS1.3 |
補足 #
- ご提供いただいた情報は、弊社にてDuraSite-Edgeの設定に反映いたします。
- オリジンサーバー側では、『サービスアクセスIP』のセクションで説明しているDuraSite-Edgeのアクセス元IPアドレスからの通信を許可する設定が必要です。
- 設定内容についてご不明な点がある場合や、複数のオリジンサーバーを指定したい場合などは、担当営業またはサポート窓口までご相談ください。